おおばさくら

OHBA Sakura

瞬間と存在をテーマに風景画を描きます。

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ABOUT OHBA Sakura

おおばさくらについて

VISION

この世に不変のものはなく、だから人間は繋ぎ止めたいと願うのだと思います。流れ行く日々を愛おしいと想うと同時に、私は刹那を作品に落とし込むことによって、感情や匂いをはじめとする五感の全てや、それが在った空間を忘却から掬いだし、繋ぎとめておきたいのかもしれません。
私にとって作品は記憶であり、記録です。知覚できるその全ては事実でありますが、主観的な出来事でしかありません。作品を通して他者と主観を共有し、対話することが私という存在を再確認する作業になり得ます。私は私という存在を通して他者を知り、他者を知ることで私を知ることに制作の意義を見出しています。
生活しているとき、視界はこの世界の全てを捉えてはいません。感情と触れ合うようにこの世界の形をなぞっていると考えます。そのとき"みえて"いるものは感情とリンクしていると思います。制作において、その形を丁寧に拾い、記録し、在るものを在るままに描くのではなく、私がみたものを感じたように描く、という試みをしています。

PROFILE

以前よりアイデンティティや諸行無常の考えに興味があり、大学在学中~卒業後数年は平面絵画だけでなく、リアルタイムで作り上げていくライブペイントをはじめ、ダンスや演劇などにも取り組んできました。現在は主に油彩で風景画を描いています。2017年に日本最北端の稚内へライブペイントしに行ったことをきっかけに、日本の中でも生活への価値観が様々あることに改めて興味を持ち、2019年には福岡県香春町にて移住体験をしながら《夏の香春岳》を描き上げました。2022年はより自らの身近なものにフォーカスし、道端の草花や慣れ親しんだ風景を見つめ直すことで豊かさについて思考しています。

HISTORY

2022年
個展「daybreak」
個展「born」
個展「planet」
2020年
個展「rhythm.」
2019年
個展「夜明け前のメメント」
2015年
個展/LP「8/31,ここで僕はliveする。」
2014年
個展「ガムシャラ・ビッグバン」
2013年
武蔵野美術大学造形学部油絵学科 卒業
2011年
個展「ボクとキミのにぎやかな静寂」
2008年
第58回埼玉県展 日本画部門 入選

他、グループ展など多数

ABOUT CONTE

私の作品は豊かなマチエール(筆跡)が特徴となっています。原画はこの世の中にひとつしかなく、原画を直接見ることでしか得られない味わいは確かにあります。しかし、私の絵を飾って日々の生活に彩りを添えたいという嬉しい想いに、出来る限り応える事も活動してる者として必要なことだと感じています。
私はプリント作品として登録する基準を「売約済み」または「大きい作品で価格的にも大きさ的にも手が出しづらい」以上に該当するものに決めました。
まずは、プリント作品を気軽に日常に取り入れて頂き、原画はタイミングや環境が合った時にご購入頂けたらとても嬉しいです。

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